手のしびれ・痛みは胸郭出口症候群・施術改善例
40代女性
●主訴
両手のしびれ+右腕の痛み
子供を産んでから少しずつ症状が出てきた。
以前通っていた整骨院では「首のヘルニア」「関節が狭い」と言われた事がある。
症状がひどい時は、字を書いたり、包丁を使うのが辛い。
ヘルニアではなく、
当院では、右は胸郭出口症候群による症状で、左手は手根管症候群と判断しました。
●施術
上半身の筋肉・筋膜の調整
小胸筋・大胸筋など。
肩関節周囲の調整
手首の調整
自律神経の調整
●経過
初回の治療から1週間後にご来院していただきました。
2回目の治療日までの、体の状態をお伺いさせていただきますと、
右手の痺れ、そして頻繁にあった胃の痛みが殆ど気にならなくなりました。
その後の結果、左手は施術5回目で、右手も10回目ほどで症状が完治となりました。
頸椎のヘルニアとよく間違って診断されることのある疾患です。
手がだるい、痺れるという方は胸郭出口(斜角筋症候群)の方が結構いらっしゃいます。
病院へ行かれた患者さんは、頸椎のトラブルを指摘されることが多く、
本人も手の痛みやしびれの原因が首にあると思い込む傾向にあります。
手首や手のひらが痛むだけという症状でも、胸郭出口による循環障害が関係することがあります。