外側上顆炎でお悩みの女性・改善例と治し方
外側上顆炎/40代の女性
●主訴
右腕の外側上顆の炎症による痛み。
お仕事で扱う着物が重く、それが影響して外側上顆に炎症が起きた。
整骨院で電気治療を受けてきたが、まだ痛みが取れないと来院されました。
●ティネル徴候陽性+テェアーテスト陽性
●施術
手首の調整
炎症患部の調整
自律神経・ホルモンバランスの調整
●経過
週に1回のペースで来院していただきました。
全9回でほぼ痛みを感じることが無くなり、回復に至りました。
外側上顆炎とは・・・
●何かをつかんで持ち上げる時
●ぞうきんをしぼるような動作をする時
●テニスのバックハンドの動作時
などに肘の外側から前腕にかけての痛みが出ます。(写真の上記の部位)
テニスのバックハンドの動作を繰り返すことで起こりやすい事からこの名前で呼ばれていますが、
テニスをしない人でもなることがあります。
今回の患者様のように、手首に反復負荷をかける仕事や家事で同じ症状が現れることがあります。
症状が病院に通ってもなかなか改善せず、
慢性化してしまったり再発を繰り返したりしている方がよくいらっしゃいます。
医学的には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と言う名前になります。
治し方は、患部の炎症をとる施術や患部周辺の筋緊張の緩和。
疲労の回復を早めるための全身調整。
筋骨格のバランス調整などにより、外側上顆の症状を回復していきます。
家で出来るケアとしては、
〇安静
〇手首のストレッチなどをお勧めします。